通常のスクーターよりは大きく安定感がありつつ、オフロードを走行するバイクとしては小ぶりなフロント17インチ、リア14インチのタイヤサイズを採用。

スリムな車体と790mmのシート高で、足つき性も良好です。

​アルミフレームとリチウム電池を組み合わせ、重量は一般的な同サイズのエンジンバイクに比べると約1/3程度の58kgに抑えてあります。

​また、スリムなシートと外装のおかげで良好な足つきを得られます。

満充電からの走行距離の目安はおよそ60km（※1）。
一回の充電にかかる電気代はおよそ50円（※2）。片道7~8kmの通勤に使用した場合、一般的なガソリンスクーターの約1/4、軽自動車の約1/10程度のランニングコストです。
充電は家庭用100V電源を用い、およそ3～3.5時間です。

​

​※1　公道での実走行の値です。ライダーの体重、タイヤ空気圧、路面コンディション、坂の有無などで変化します。テストコースでの30km/h定速走行テストでの走行距離は100kmです。

※2　電気代1kwh30円、レギュラーガソリン168円/Lで試算

手元のスイッチで、「0」＝ニュートラル、「1」＝ソフト、「2」＝クイック、とスロットルのレスポンスモードを切り替えることができます。ソフトモードはスロットルレスポンスが穏やかで、グリップの悪い状況での乗車に向いています。クイックモードはスロットルレスポンスが素早く、フロントアップ等のトリックライドに向いています。最高速度は両モードともに55km/h前後(※1 ※2)です。両モードに大きな電気消費の差はありません。

​

※1　下り坂ではそれ以上にスピードが出る場合もあります。

​※※2　日本での法定速度は30km/hです。

上記の2つのレスポンスモードの他に、テールランプユニットを取り外した状態でのみ「3」＝パークモードが選択できます。加速性能、登坂性能が向上し、スロットルのレスポンスもさらに鋭くなります。このモードは閉鎖された専用のオフロードパークを走行するためのもので、公道を走行することはできません。パワー向上に伴い、バッテリーの消費も多くなります。​

​パーク内では、ヨツバモトを卒業したキッズライダーのステップアップとしてもオススメです。

取り付け穴により、4カ所から選べるフットペグポジション。コンフォート志向の1～2番ポジション。一般的なオフロードバイクに近い3番ポジション、そしてトライアルバイクに近い4番ポジション。乗車スタイルのお好みでどうぞ。
リアサスペンション下部の取り付け位置によっても、最低地上高、サスペンションの硬さ、キャスター角の調整も可能です。​

前後に対向4ポッドの油圧ブレーキを装着し、フロント203ミリ径、リア160ミリ径のブレーキローターとの組み合わせにより、車格に対して余裕のある制動力を備えます。

​自転車規格のブレーキですが、長めのレバーを使用し、スロットルボディやスイッチボックスが間に挟まっていても十分な長さを確保しています。また、ブレーキフルードには自動車やオートバイで一般的なDOT4.0を使用しています。

前後に自転車規格のサスペンションを装備しています。それぞれ、スプリングのイニシャルアジャスターと、リバウンド時の減衰調整のアジャスターを備えています。ちょっとしたオフロードの走行を快適なものにします。

​

※GE-N3のサスペンションは普及グレードのものです。モトクロスコースでのジャンプを伴う激しいライディングには対応していません。